くりんの暮らし

ロップイヤーのうさぎの暮らしを時々綴ります。https://usausalop.hatenablog.com/

りんちゃんの一周忌

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今日は、大好きだったりんちゃんの一周忌です。


119カ月、昨年の今日、りんちゃんは旅立ちました。


自分の子どものように、愛していました。

その気持ちは、今でも変わることはありません。


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りんちゃんは、牧草が大好きで、とっても元気な男のコ。特に大きな病気もなく7歳を迎えました。

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でもその後しばらくして、鼻水とくしゃみがひどくなり、病院に通っても、薬を変えても、治りませんでした。


8歳を過ぎて、ぼーっとすることが多くなり、食が細くなってきて、鼻水とくしゃみも続いて体力を奪っているようでした。

年もとってきてるし、、、と思いつつもあきらめられず、漢方を処方してくれる病院を見つけて通い出しました。

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しばらくすると、食欲が戻り、目の輝きを取り戻し、鼻水くしゃみは治りませんでしたが、上手に病気と闘っている、共存してる、といった感じになりました。


以前のように、元気に過ごせるようになったんです。


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めざせ、10歳!


左だけだった鼻水鼻詰まり、くしゃみが右にも出る時があり、両方の鼻が詰まってしまう時もあり、とても辛そうな時もありました。

それでも持ち直したりんちゃん、スゴイなって思います。


無事に10歳を迎え、11歳も迎え、その年の年末、顎の毛の中の皮膚が腫れていて、できものができているのを見つけました。

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1月の半ばに検査結果が出て、膿瘍かと思っていましたが、結果は癌でした。


高齢での全身麻酔の手術はリスクが高すぎると言われました。

でも癌は待ってくれません。


どんどん大きくなる癌を前に、癌に効くもの、全身麻酔以外での処置の方法など、毎日毎日一生懸命調べたり、いろんな病院に電話しました。


2月の初めに、1件だけ、部分麻酔で切除できるかも、と言ってくれた病院がありました。

条件は、私が抱っこした状態で手術すること。

癌は、人の手のこぶしくらいの大きさになっていました。


2月中旬、部分麻酔で手術をしました。

手術中も時々鼻水を綿棒で取りながら、心拍数を確認しながら、先生の手術に支障が出ないように、震えずに、しっかりと、りんちゃんを抱いて。


無事に手術を終え、とにかくほっとしたのを覚えています。

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回復していったのもつかのま、3月に肝臓の数値が跳ね上がり、検査できる範囲の数値を超えてしまいました。

肝性眼振がひどく、自分で動くこと食べることが少ししかできなくなりました。


初めての強制給餌を開始。お薬の量も半端なかったです。


平日は、仕事のお昼休みに一度帰り、強制給餌と水分補給とお薬を飲ませて、走って戻ってカロリーメイトでお昼ごはん。

私がお昼にどうしても戻れない時は、旦那が戻ってくれました。

週末は毎週病院に通う日々でした。


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心臓も徐々に悪くなっていき、鼻水鼻詰まりもひどくなる一方で、左はもう、息ができていないようでした。

右も詰まってしまう日はとても苦しそうで、楽にしてあげられなくてごめんね、と何度泣いたかわかりません。


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昨年の今日は、朝5時半の強制給餌は少ししか食べず、7時半も少ししか食べませんでした。

それでもお昼は、いいスピードでしっかり食べてくれたんです。

夕方6時も、しっかり食べてくれました。


その後、私たちも夕飯を食べ終わりました。

少ししたらいつものように、りんちゃんの横に寝そべって、なでなでしたり、目や鼻のお手入れをしようと思っていた時、りんちゃんの息づかいが荒くなりました。


撫でたりさすったりして、病院行くかどうしようかと言いながら抱っこして。

ほんの少しすると、りんちゃんは私の腕の中で、眠るように旅立っていきました。


きっとりんちゃんは、私たちが仕事が終わって帰ってきて、夜ごはんを食べ終わるのを待っていてくれてたんだと思います。



後悔が、いっぱいあります。

もっともっと、りんちゃんにしてあげたかったことが、いっぱいあります。


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晩年は、私にくっついて横になることが多く、なでなでしたり抱っこしたりすると、歯をカチカチ鳴らしてうれしさを表現していました。

私の顔もよくなめて、愛情表現してくれたりんちゃん。


病院の先生が、

「しっかり食べることができて旅立ったのならば、それは寿命で、りんちゃんは、いのちをまっとうしたんですね」

と、一緒に泣きながら話してくれました。


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もう一度、りんちゃんに会いたいです。

昨年の今日から、りんちゃんのことを思わなかった日は1日もありません。

りんちゃんを抱きしめて、ありがとうをいっぱい伝えたいです。


今日はいっぱい泣きました。

りんちゃんのことをいっぱい思った一周忌でした。

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とってもいい子で、かわいくて、いろんな困難を乗り越えて、ほんとにいっぱいがんばったりんちゃん。


119カ月、一緒にいてくれて、ほんとうにほんとうにありがとう。

いままでも、これからも、ずっとずっと大好きだよ。

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